乳がん検診の制度の見直しが実施されます。
この短期間で制度改正まで実現した背景には、一人の女性の"現実"があります。
平成16年度、乳がん検診の方式については、大きく変わる動きを見せています。
この発端となった検討会は、11人の専門家を集めて12月に発足し、3月には指針を出すという、厚生労働省という巨大な組織にしては異例とも言える、短期間かつ凝縮されたものとなりました。
こんなにも動きが早かったのは、それなりの訳があります。
ある一人の女性が、直接、厚生労働省に一石を投じ、それが国を動かす結果となったのです。
平成15年8月24日、朝日新聞の社会欄に、一人の女性からの投書の記事が掲載されました。
乳がん検診で見落としをうけ、その後、転移が発覚し、余命半年の宣告を受けたという内容でした。
その女性は、残された時間を、例えば誤診した医療機関に対する賠償請求などに使うのではなく、
今後二度と同じ思いをする人が出ないようにと、市、県、そして厚生労働省に対して、検診制度の
見直しを強く訴えるために使ったのでした。
そんな命がけのポジティブスピリッツと行動力を、私は心から尊敬しています。
彼女の執筆した著書を拝見しますと、すばらしい家族にも恵まれ、そして、強く、賢く素敵な女性
であることも伺えます。
その後、宣告された半年は、既に経過していますが、元気で健在だそうです。
その過ぎて過ごしている日々を彼女は、自身のホームページ上で”おまけの人生”としてつづって
おられます。
彼女の訴えから検診制度に改善の兆しも見え始めた今、そんな彼女のおまけの人生が、
もっともっと、長く長く、続いていくことを願ってやみません。
また、検診の精度管理等、もっともっと今後もより良く改善されていくことも・・・
1990年4月 入社
民間系システム、公共財務会計システムなどを経て、1994年から地域保健分野のシステム化に従事。
自治体向け保健システムを開発当初から手がけ、「WEL-MOTHER」ブランドを確立。
現在、ヘルスプロモーショングループの統括責任者を務める。
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