第26回 厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会

第26回 厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会を傍聴してきました。
厚労省HP


今回は、「健康日本21」中間評価が主たる目的で、前回の続きから、
糖尿病・循環器病・がんにおける
今後の取り組むべき代表的な目標項目及び新規目標項目、
その目標に対する課題・施策等の発表があり議論されていました。

具体的な内容につきましては、部会配布資料をご確認下さい。

発表内容に対して、ほとんど異論はなく承認されていましたが、
どの分野においても、共通して「一次予防の充実」を今後の課題にあげていました。
食生活・運動等、日々の生活習慣の改善が、いかに病気の予防につながるかを
述べられていて、生活習慣病予防の基本的な考え方の普及を積極的に行う
意向を示していました。「健康日本21」の中間評価で、
充分な成果が得られなかった理由の一つとして
今までの取り組みは都道府県、市町村を中心に行ってきて
しまったと自ら分析し、今後は積極的に産業界と連携し、
社会全体で健康意識を高めていけるよう取り組んでいく
と述べられていました。

また、前回の部会で、たばこの目標設定について下記3案で、
どれを選択するか議論され、決定が見送られていましたが、
たばこは個人の嗜好品であること、
努力すれば達成できる範囲の目標値であることから、
1案の「喫煙をやめたい人がやめる」を目標と決定しました。

1案:喫煙者のうち「やめたい人」が全員やめた場合の目標値
2案:「やめたい人」の一部がやめた場合の目標値
3案:成人の喫煙率を半減させた場合の目標値

「喫煙をやめたい人がやめる」という表現に対し、
国民を突き放していないかという意見もありましたが、文章での補足、
目標の表現を工夫することでまとまりました。厚生労働省としてはやめたい人が
やめられる環境づくりに力を入れていく意向を説明されていました。

「健康日本21」に関する日本看護協会の取り組みについて
日本看護協会副会長)井部 殿から発表がありました。

発表内容については部会配布資料をご確認下さい。


■所感

「健康日本21」で掲げる目標は、国民の健康に対する意識改革なしでは達成できない
ものであることを感じました。資料中にも頻繁に登場する「ポピュレーションアプローチ」
という言葉。これが出来るか出来ないかが「健康日本21」の目標達成の鍵を握る
のではないでしょうか。
社会全体で健康意識を高める環境を作ること、的確なアドバイスが出来る高度な保健指導が
出来る人材育成、が目標達成にむけての必須条件だと思いました。


■次回開催日

 調整次第発表


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