第12回 がん検診に関する検討会に参加してきましたので、報告させていただきます。
厚労省HP
■目的
がんの予防及び早期発見の推進、がん医療の均てん化の促進、がん研究の推進等
■議題
1.胃がん検診の実施状況について
2.胃がん検診の有効性の評価について
■資料構成
胃がん検診の現状等
有効性評価に基づく胃がん検診ガイドライン
参考資料
がん対策基本法の概要
■報告内容
1.胃がん検診の実施状況について
○胃がん検診の受診率・要精検率等について
胃がん検診の現状等の資料は、各自治体が実施している検(健)診の報告
のみを計上している為、現状を把握するには不十分である。
職場の健診のデータの計上も行わなければ効果がない。
各都道府県によって受診率が大幅に異なる点については、各自治体により検診の
実施方法や住民への通知方法が異なる為である。
全国の胃がん検診の受診者について、国民生活基礎調査では約1170万人いることが
報告されている。(20歳以上)
罹患率については、男性が20.2%、女性が18.1%である。
○今後の課題
受診率の把握には、職場における健診等のデータも収集する必要がある。
各自治体により、検査項目が異なる為、統一する必要がある。
2.胃がん検診の有効性の評価について
○検査項目の有効性について
胃X線検査が最も死亡率減少効果をあるとされているが、現状の報告では、
胃X線検査を行っている自治体より、胃X線検査と胃内視鏡検査を実施している
自治体のほうががん発見率、要精検率が高い。
今後は、胃内視鏡検査の有効性の研究を行う必要がある。
胃X線検査でがんが発見される対象者のうち、前年に胃がん検診を受診しているもので
約50%が前年の検診で所見に異常があるものである。
原因としては、読影の専門医が不足している為である。国立がんセンターが率先して
読影師の育成を行うべきである。
胃内視鏡検査の医療効果が不十分であるとなっているが、実際の検診では、
早期がんの発見率は非常に高い。
今後は胃内視鏡検査の検診としての有効性の研究を行う必要がある。
○今後の課題
胃内視鏡検査の有効性の研究を行う必要がある。
胃X線検査を行う読影師が不足している為、育成を行う必要がある。
■次回開催日時
現状では、日時・議題とも予定していないとのこと。
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