平成17年度生活習慣病対策等担当者会議

9/2(金)に平成17年度生活習慣病対策等担当者会議を傍聴してきましたので、報告を致します。
WAM NET HP


■議題

午前
1.国民健康・栄養調査の実施について
  国民健康・栄養調査の手法等について
2.食事バランスガイドについて

午後
3.厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会における
  検討状況及び生活習慣病対策の総合的な推進について
4.生活習慣病健診・保健指導の在り方について
5.栄養施策について
6.運動施策について
7.たばこ対策について
8.がん治療水準の均てん化について
9.平成18年度予算概算要求の概要
10.健康食品関係について


■内容

行ってみて分かったのですが、今回はそれぞれで検討を進めている内容の中間報告で、
生活習慣病健診・保健指導の在り方については、前回行った時の内容そのものでした。
(資料も同じです)
また、説明についても、全て資料中心で資料を見れば分かるというレベルの内容でした。

よって、資料の無い、
3.厚生科学審議会地域保健健康増進栄養部会における
  検討状況及び生活習慣病対策の総合的な推進について

についての内容を簡単に説明します。
(とは言うものの、これも前回資料を見れば大体分かります。)

・今後の生活習慣病については
 ポピュレーションアプローチと
 ハイリスクアプローチという観点から進めていく

・生活習慣病対策の柱は以下の5つと考えている
 ・メタボリックシンドローム
 ・国によるエビデンスに基づく効果的なプログラム
 ・健診保健指導の見直し(重点化・効率化)
  (確実にハイリスク者を抽出し指導を行う)
 ・医療保険者がより保健事業を強化する
 ・都道府県の役割を明確にする
  (保健所、保健センター、医療機関等全ての総合的調整を行う)

ポピュレーションアプローチについて
 ・健康日本21で掲げている9分類70項目では、項目が多すぎて指導する側も覚えられないため
  必要な項目に絞り込む
 ・ターゲット層を絞り込むことでよりアピールできる状態にする。
  (今はターゲット層を定めていないため、アピール出来ていない。例えば、たばこであれば、
   20代女性にターゲットを絞り込んだり、歩きましょうと言った目標についても、
   都市部ではなく、農村部に絞り込むことで、明確にターゲット層へアピールすることが出来る。)
 ・どのようなプログラムを実践すれば目標が達成出来るのか、国が示しきれていないため、
明確にする必要がある。
 ・産業界まで巻き込んだ健康増進活動
  (産業界まで巻き込まなければ指導は困難である。よって、例えば外食産業業界にも働きかけ、
生活習慣病対策としてのメニューを提供してもらう等考える必要がある。)

システムについて(現在の課題)
 ・被扶養者や個人事業者の健診率の低さ
 ・未受診者把握が弱い
 ・データ評価が出来ていない

プログラムについて(現在の課題)
 ・健診指導の信頼性の低さ
 ・年齢等に即した健診指導を実施しているか

メタボリックシンドロームについて
 ・事業者へのアウトソーシングが必要

都道府県の課題
 ・地域ごとの具体的な目標値の設定が必要

今後について
18年度からあらたな健診保健指導の仮施行を実施する
よって、やる気のある自治体は名乗り挙げてほしい。


■次回検討会

未定


■所感

内容としては薄いものでした。(個人的にはおさらいになりました。)
まだ、明確ではないですが、来年度予算の概算と、話の内容から推測するに、
来年度頭から健診が変わるのではなく、仮施行ということで、どこかの自治体で、
まずは実施してみるというプロトタイプ技法を使用して、評価した後に施行となる
のではないかと考えています。


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