社会保障カード(仮称)についての関係団体との意見交換会第3回です。(計4回開催予定)
■検討会名
社会保障カード(仮称)の在り方に関する検討会(第3回作業部会)
■日時
平成19年11月27日(火)15:00~17:00
■場所
三田共用会議所 1階「講堂」
■議題
意見交換
(1)国家公務員共済組合連合会
(2)社会法人 日本経済団体連合会
(3)日本私立学校振興・共済事業団
(4)日本弁護士連合会
検討内容
初めに事務局より配布資料の説明が行われた。
・主な論点の整理のまとめ
・社会保障カード(仮称)導入により目指す効果の例
・出席団体提出資料
意見交換(主な意見)
(1)国家公務員共済組合連合会
・カードには国民一人一人が特定できる番号が必要になる。
・年金記録問題があり、国民は自分の年金記録がどうなっているのか
気になっている人が多い。
年金見込額をカードを使って簡単に参照できるようにしてほしい。
・インターネットを使って情報を参照できるようにするのであれば、
利用者側のインフラ整備も重要である。
・個人の情報が他の人や機関に絶対に漏れないような仕組みを構築する必要がある。
・カード利用時の本人確認手段を要検討してほしい。
(2)社会法人 日本経済団体連合会
○ポータルサイト開設の提案が行われた。(資料を参照)
・社会保障・社会福祉に関するポータルサイトを開設する。
・国民一人一人がサイトから情報照会、申請、通知が行えるようにする。
・パソコンやインターネットなどに関する知識や情報の不足によって、
サイトの恩恵を受けることのできない人が生じないよう、
多様なアクセスを用意し(自治体、郵便局、コンビニ等の端末、
携帯端末・地上デジタルTV等)広く国民が利用できるようにする。
・十分な安全性を確保することが必要であり、ICカードを活用する場合は
カード上には各種データを保持しない。
(3)日本私立学校振興・共済事業団
・保険証のようにカード自体に情報が表示・記録されることがないようにしてほしい。
・インフラ整備は重要な課題である。
・セキュリティについて国民の不安を解消することが大前提である。
・情報の一括管理を行った場合、管理はどの機関が行うのか。
(4)日本弁護士連合会
・国民全員がカードを持つことになる場合、自分でカードの管理ができない人
(子供や高齢者)はどうすればいいのか。
家族がカードを管理することになるとは思われるが、人によっては家族にも
情報を見られたくないという人もいるのではないか。
・カードの識別番号(ID番号)等は複雑にし、セキュリティを高める必要がある。
・カードのみで本人確認ができない場合は他の運用が必要になる。
ディスカッション内容
○民間企業でカードを使用する場合はどのような時か。
⇒フィットネスクラブ等で、利用者の健診結果等をカードで参照し、体の状態に
合った運動プログラムを作成する等の案を聞いている。
○カードを全員が持っていても、なくしてしまったり必要なときに持ってこない人も
かなり出てくる。たくさんの機能を持ったカードでは、
1つなくしただけで全てのことができなくなり、またたくさんの再発行処理が
必要になって逆に利便性が悪いのではないか。
○利便性だけを追求して社会保障カード作成の話を進めてはいけない。セキュリティ面
など慎重に検討すべきである。
○年金情報を確認したいという人は増えているが、インターネットを通してまで
自宅で見られるようにする必要はあるのか。
○医療の面で、患者の状態や医療方法等を記録し、それを参照できるようになれば
カードはかなり価値のあるものになるのではないか。
■次回日程
開催日時 平成19年11月28日(水)
14時00分~16時00分
開催場所 三田共用会議所 1階「講堂」
■所感
今回の意見交換では、カードのセキュリティ問題や判断能力のない人の情報管理に
ついての話が多かったです。
カード1枚で色々なことができるようになれば利便性は高まりますが、同時に
情報漏えい等のリスクも高まります。
安易にカードを発行して問題が発生し、国民からの信頼をなくすようなことが
あってはいけないという意見もありました。
全体的にカード発行について消極的な意見が多く、課題はたくさんあるようです。
会場が広いためか、発言者の声が聞こえないことが多々ありました。
マイクの方を向いて話していない人が多かったです・・・。
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