先週の金曜日ですが、第10回 予防接種に関する検討会を傍聴してきました。
検討会の内容について、簡単ですがまとめましたので、お時間のあるときにでもご覧ください。
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(1) 平成17年度政省令改正について
MR混合ワクチン導入によって、麻しんワクチン・風しんワクチンの接種漏れ
が増加する危険性(国民に対しアピールが足りない)があることを指摘する委員
がいた。
しつこいくらいアナウンスを行なっていくべきであるとのこと。
・保育園・幼稚園への通達。
・県への通達。
厚労省側としては、提示資料のP2の勧奨調査結果で全国の90%は個人通知
を行なっているため問題ないと回答したが、繰り返し繰り返しアナウンスを行う
必要はあると断言した。
※ ここで言うアナウンスは、「今年度中に、麻しん・風しんを注射しておいてね」
ということ。
(2)、(3) 予防接種における横断的課題について
① 個人の予防接種記録の活用推進について
ここでは、興味深い話を聞くことができた。
生涯を通じて、予防接種の接種記録を常に本人が把握できるような状況にしておく
ことが望ましいとの意見が挙がっていたが、これを実現する方法論について議論が
白熱していた。
(委員内では、生涯を通じた接種記録を見ることができるのは大賛成でした。)
母子手帳に組み込む意見もあったが、死ぬまで母子手帳を持ち続けないと
いけないということが現実味を帯びないため、「予防接種手帳」を別冊で作成
してはどうかという意見で今回はまとまっている。
※ その他問題点については、資料P3を参照
実現方法については、もう少し検討するとのこと。
② 接種率の正確な評価が行なえるような共通指標の構築について
平成16年度から年齢階級別に接種者数の把握を始めたが、現在はデータの蓄積
に努めている状態であり、正確な接種率を出すにはもう2、3年、データの蓄積が 必要とのこと。
こちらに関しては、データを蓄積してしまえばあとは算出するのみであるため、
問題ないと厚労省が回答した。
③ 医療従事者、社会福祉施設等の従事者への予防接種勧奨について
委員からは、以下のような意見が挙がった。
・予防接種法に当たらない対象者であるため勧奨が難しい。
・アルバイト的な者に対しては入れ替わりが激しく、接種を行なえていない。
・定期接種を設けること自体が難しい。
今回、委員の中で医者や教授ではなく、一般の方?(参加者の一覧がなく、
どういう人か分かりませんでした)から上記3つの意見を取りまとめる形で、
以下の意見が挙がった。
・関係各所に通知を行うだけではなく、もっと国からのアピールが必要である。
・世論も活用する。
例)高齢者の予防接種が行なわれるようになった原因は世論から・・・
検討会では、やはり、国が何らかの形で勧奨していくことが必要である
という回答に至っている。
④ 予防接種医師の知識・技能の向上について
期限切れのワクチンを打ってしまった・・・のような実例もあるため、講習会等を
開催し、接種医の知識・技術向上を行なわなければならないという厚労省からの意見があった。
委員からは、「早急にお願いします」との意見が強かった。
(4) その他
厚労省からの報告で以下の内容があった。
感染症法の改正が行なわれるが、改正案の中で、結核予防法を感染症法に
統合することで決定している。そのため、現在、結核予防法で行なわれているBCG
がどこに分類されるかで検討を行っている。
現時点では、予防接種法にBCGを組み込む案が高いとのこと。
継続検討課題であるとのこと
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