歩くことによる効果と休日散歩のススメ - 2017年03月01日公開

歩くことによる効果と休日散歩のススメ
あなたは一日に何歩歩いていますか?
国民の健康増進の総合的な推進を図る、厚生労働省の「健康日本21(第2次)」では、20~64歳の男性で9000歩・女性で8500歩を目標値としています。

平成27年の国民健康・栄養調査の結果によれば、20~64歳の歩数の平均は男性で7,970歩、女性で6,991歩と言われています。歩幅には個人差がありますが、目安のひとつとされる「身長×0.45(歩く速度が普通の場合)」をもとにすれば、20歳後半~40歳台女性の平均身長158cmでは約71cmになります。家から駅まで徒歩10分表記の物件であれば、駅まで約1127歩、駅から会社までも同じくらいであれば、往復の通勤のみで4500歩ほど歩くことになります。(※1)
意外と多いと感じる人もいるのではないでしょうか。自分が歩いていると思っている歩数は、実際に歩いている歩数に対して過小評価されやすく、本来得られるはずの「歩くことによる効果」を減少させることに繋がるとも言われています。通勤以外にも仕事中にオフィス内を移動するなどで歩くことはあるため、一日オフィスの机で座って仕事という人でも、移動を階段にするなど、少しの工夫をすれば、意外と普通の生活でもある程度目標値に近い歩数歩くことができると考えられます。

「歩くことによる効果」としては、一般的に生活習慣病の予防になる、足腰を鍛えることができるといった点が挙げられます。さらに、余暇時間身体活動(※2)が長いと抑うつ傾向の発生率が低いという研究結果もあるようです。(※3)つまり、休日に散歩をすることによって、体の健康への効果だけでなく心の健康にも良い効果をもたらすことができると考えられます。

しかし、よい効果があるからといって、単にたくさん歩けばいいというわけではありません。たとえば、休まずに過剰な運動を続ければ、怪我など健康を損ねるリスクを高めかねません。WHOの「健康のための身体活動に関する国際勧告」においても、適度な身体活動から徐々に増やしていくことが推奨されています。近年、芸能人が散歩をするテレビ番組や、散歩コースとその見どころをまとめたネット記事も増えてきました。あなたも今週末、まずは自分のペースでお散歩を楽しんでみませんか?



※1)
平成26年国民健康・栄養調査の結果によれば、女性の平均身長は26-29歳が157.8cm、30-39歳が158.3cm、40-49歳は158.0cmとされる。
また、不動産には「道路距離80メートルを歩くのに要する時間を1分とする」という基準があるため、徒歩10分表記の物件では
単純計算で駅まで約800mとなり、80000cm/71cm≒1127歩となる。改札からホームまでの距離や道路の起伏などを踏まえると、
実際の歩数はもっと多くなると考えられる。
※2)
日常の基本的活動以外に行われる、個人の意思決定を伴う身体活動のこと。
スポーツ大会への参加、ウォーキング、ダンス、ガーデニングなど。
※3)
同研究結果によると、通勤による歩行時間の差は抑うつ傾向の発生率に大きな影響は与えないとされる。




担当
松元 麗美

2015年4月 入社
母子医療を中心に様々なシステム保守に活躍するメンバ。
作成するデザイン性が高く分かりやすい資料の評判も高い。

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